キャンプや災害時に火を起こしたいのに、ライターのガスが切れていた。そんな場面を想像すると、少し不安になりませんか。ライターやマッチは便利ですが、燃料切れや湿気で使えなくなることがあります。いざというときに頼れる「もうひとつの着火手段」を持っておくと安心です。
- ライターのガス切れが心配
- 非常用袋の着火道具に迷い中
- 使い方が難しそうで不安
- 火花だけで火が着くか疑問
そんなときに役立つのが、ペンギンライターの「ペンギンゴーイング スパークロッド」です。回転ヤスリでフリント(火打ち石)を削って火花を飛ばす仕組みなので、燃料がなくても繰り返し使えます。
私はAmazonで購入し、今は非常用袋に入れています。この記事では、ガスバーナーや麻ひもなどに実際に着火してみた結果と、使ってわかった火花を出すコツ、メリット・デメリットをまとめました。
スパークロッドの特徴と構造
ペンギンゴーイング スパークロッドは、1946年創業の喫煙具メーカー「株式会社ペンギンライター」が販売している着火アイテムです。フリント式ライターの点火装置(火花を出す部分)だけを独立させたようなシンプルな作りになっています。ガスやオイルを入れる部分がないので、燃料の残量を気にする必要はありません。まずはサイズや仕組みを見ていきましょう。

使い捨てライターほどのサイズ
本体の長さは約79mm、幅は約11mmです。使い捨てライターと同じくらいの長さで、手のひらにすっぽり収まります。本体は真鍮製で、リュックなどに引っ掛けられるリングが付いています。
| 商品名 | ペンギンゴーイング スパークロッド |
|---|---|
| 販売元 | 株式会社ペンギンライター |
| サイズ | 約11φ×79H(mm) |
| 重さ | 約26g |
| 素材 | 真鍮 |
| 付属品 | スペアフリント5個 |
フリントを削って火花を出す仕組み
フリントは、石押しスプリングの力で回転ヤスリに押し付けられています。回転ヤスリを回すとフリントが削れ、強い摩擦で高温の火花が発生する仕組みです。その火花を燃やしたいものに落として着火します。

予備フリント5個を本体に収納
本体の底はケースになっていて、予備のフリントが5個入っています。フリントがすり減っても、すぐに交換できるので安心です。

スパークロッドの使い方とコツ
スパークロッドの使い方はシンプルで、回転ヤスリを回して火花を出し、燃えやすいものに落とすだけです。ただし、ライターのように炎が出るわけではありません。火花を確実に着火につなげるには、ちょっとしたコツがあります。実際に使ってわかったポイントを3つ紹介します。
燃えやすい火口を用意
スパークロッドが出すのは炎ではなく火花です。そのため、火花を受け止める「火口(ほくち)」が必要になります。今回の検証では、麻ひもやコットン、ティッシュペーパーに着火できました。
ゆっくり回すと火花が長く続く
回転ヤスリは、勢いよく回すよりもややゆっくり回す方が火花が長く出やすいと感じました。火口のすぐ近くで回して、火花を落とすイメージで使うのがおすすめです。
回す向きは丸い側から
回転ヤスリは、回す方向が決まっています。本体上部をよく見ると左右対称ではなく、一方が丸くなっています。丸まっている側を上から下へ回すのが正しい向きです。
スパークロッドの着火テスト
火花だけで本当に火が着くのか、気になる人も多いはずです。そこで今回は、ガスバーナーと、燃料以外の身近な素材にスパークロッドで着火できるか試してみました。結論からいうと、どれも簡単に着火できました。それぞれの様子を写真で紹介します。
ガスバーナーへの着火
ガスを出した状態で火花を落とすと、簡単に着火しました。ライターと同じ感覚で使えます。

コットンと麻ひもへの着火
次は、火口としてよく使われるコットンと麻ひもです。どちらも火花を落とすだけで、問題なく火が着きました。


ティッシュペーパーへの着火
身近なティッシュペーパーでも試しました。こちらも問題なく着火できたので、特別な火口がなくても使えます。

スパークロッドのメリット
実際に使ってみて感じたスパークロッドの良さは、「燃料がいらない」「持ち運びやすい」「壊れにくい」の3点です。どれも、非常時や屋外で使う道具として大切なポイントといえます。ライターの予備として持っておきたい理由を、ひとつずつ見ていきましょう。
燃料切れの心配なし
燃料を使わず火花だけで着火できるので、ガス・オイル切れや補充の心配がありません。燃料の減りを気にしなくてよいので、非常用袋に入れておく道具に向いています。
手のひらサイズで持ち運びやすい
使い捨てライターほどの大きさなので、キャンプ道具や非常用袋に入れても荷物になりません。リングが付いているので、リュックなどに引っ掛けておくこともできます。
真鍮製のシンプル構造
仕組みがシンプルで壊れにくく、繰り返し使えます。本体は真鍮製なので、使うほどに味わいのある風合いになっていくのも楽しみのひとつです。
スパークロッドのデメリット
便利なスパークロッドですが、ライターと同じようには使えない点もあります。購入してから「思っていたのと違う」とならないよう、気をつけたいポイントも正直にお伝えします。とくに水濡れと、火口が必要な点は、使う前に知っておきたいところです。
水濡れに弱い
水に濡れると火花が出にくくなるため、雨の日や水辺で使うときは注意が必要です。手が濡れているときも使わないようにしましょう。
慣れるまで練習が必要
火花をうまく出すには少しコツがいるので、最初は練習が必要です。いざというときに慌てないよう、一度試しておくと安心できます。
炎は出ないので火口が必要
ライターと違い、スパークロッドから出るのは火花だけです。ガスバーナーのような燃料のある道具以外では、麻ひもやティッシュペーパーなどの火口を用意しておく必要があります。
スパークロッドのよくある質問
スパークロッドについて、購入前に気になりやすい質問をまとめました。メーカーや販売店、フリントの交換方法、雨の日の使い勝手など、検討中の人が迷いやすいポイントを取り上げています。気になる項目からチェックしてみてください。
ペンギンライターはどこの国のメーカーですか?
日本の「株式会社ペンギンライター」です。公式サイトによると、1946年創業の喫煙具メーカーで、ライターや灰皿、アウトドア用の着火器などを扱っています。なお、販売ページではスパークロッドの原産国は中国と表示されていました(2026年10月時点)。
スパークロッドはどこで売っていますか?
私はAmazonで購入しました。ほかにも、ペンギンライターの公式オンラインストアや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで取り扱いがあります(2026年10月時点)。
フリントはどうやって交換しますか?
石押しスプリングのネジを外して、新しいフリントを入れます。予備のフリントは本体の底のケースに5個入っているので、別に用意しなくてもすぐに交換できます。
予備のフリントがなくなったらどうしますか?
ZIPPO(ジッポー)やIMCO(イムコ)のオイルライター用フリントも使えます。スパークロッド専用のものでなくてもよいので、補充の選択肢が広がります。

雨の日でも使えますか?
水に濡れると火花が出にくくなるため、雨の日は濡らさないように使うことが大切です。持ち歩くときや保管するときも、濡れない場所に入れておきましょう。
ライターの代わりになりますか?
炎が出ないため、ライターとまったく同じようには使えません。ただ、燃料切れの心配がないので、ライターの予備や非常用の着火道具として持っておくと心強いアイテムです。
まとめ
- 燃料不要で繰り返し使える
- 麻ひも・コットン・ティッシュに着火
- 予備フリント5個を本体に収納
- ゆっくり回すのが火花のコツ
- 水濡れには注意
ペンギンゴーイング スパークロッドは、燃料を使わずに火を起こせる、シンプルで頼れる着火アイテムです。火花の出し方に少しコツはいりますが、慣れれば身近な素材にも簡単に火を着けられます。私は非常用袋に入れて、もしものときの備えにしています。
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