『SESAME 5 Pro』は販売が終了し、後継の『SESAME 6 Pro』に切り替わりました。5 Proを使っている方も、これからスマートロックを買う方も、「何が変わったのか」「買い替えるべきか」が気になるところだと思います。
- 6 Proと5 Proの違いが分からない
- 5 Proから買い替えるべきか迷い中
- 今の5 Proが使えなくなるか心配
- 新しく買うならどれがいいか知りたい

6 Proが出たなら、うちの5 Proも買い替えたほうがいいの?

違いを調べたうえで、我が家は5 Proのまま使い続けることにしました。
この記事では、5 Proを自宅の玄関に取り付けて使っている筆者が、公式情報をもとに6 Proとの違いを整理しました。6 Proは購入していないため、実機の感想ではなくスペックの比較と、買い替えを見送った理由をお伝えします。
SESAME 6 Proと5 Proの違い3つ
「6」と数字が1つ上がったので、大きく進化したように感じるかもしれません。ところが公式の仕様を並べてみると、外観やサイズ、モーターの耐久性はほとんど同じです。車にたとえるなら、見た目やエンジンはそのままで、中の装備を少し新しくした「マイナーチェンジ」のような内容です。
変わったのは中身の細かい部分で、はっきりした違いは次の3つに絞られます。それぞれ、使う人にとって何が変わるのかを見ていきましょう。
- 充電式電池に対応
- 角度センサーの検知が3倍に
- WiFiモジュール2は使えない
充電式電池に対応
いちばん大きな変化は電池です。6 Proは、使い捨てのCR123A電池に加えて、充電式電池も使えるようになりました。
5 ProはCR123A専用なので、電池が切れるたびに買い足す必要があります。CR123Aはコンビニなどでは見かけにくい電池です。6 Proは3.7Vの充電式電池(16340型)に対応したため、充電して繰り返し使えます。電池を買いに行く手間と費用を減らせるのがうれしい点です。
角度センサーの検知が3倍に
2つ目は、鍵の向きを読み取るセンサーの細かさです。5 Proは1秒に1回だった検知が、6 Proでは1秒に3回になりました。
このセンサーは、手で鍵を回したときに「施錠した・解錠した」をアプリへ正しく反映させるためのものです。検知の回数が増えたことで、状態の読み取りがより確実になりました。また公式では、360度以上の数回転する鍵にも対応すると案内されています。
WiFiモジュール2は使えない
3つ目は、少し注意が必要な変更です。外出先から操作するための旧型の中継機「WiFiモジュール2」は、6 Proに対応していません。
WiFiモジュール2の対応機種は、SESAME 3・4・5・5 Proまでです。6 Proで遠隔操作をしたい場合は、後継の「Hub3」を用意することになります。今WiFiモジュール2を使っている方は、本体と一緒に中継機も買い替えになる点を覚えておきましょう。
6 Proと5 Proのスペック比較
ここからは、2機種の仕様を表で見比べてみます。違いの3つ以外に、変わっていない部分を知っておくことも大切です。
変わっていない部分が多いほど、5 Proから乗り換えても使い勝手はほぼ同じということになります。数値は、CANDY HOUSE公式サイトの2026年9月時点の情報をもとにしています。
| SESAME 6 Pro | SESAME 5 Pro | |
|---|---|---|
| 販売状況 | 販売中 | 販売終了 |
| サイズ | 105.9×45.0×56.5mm | ほぼ同じ |
| 重さ | 186g(電池込み) | ほぼ同じ |
| モーター | ブラシレス | ブラシレス |
| 耐久回数 | 100万回以上 | 100万回以上 |
| 使える電池 | 充電式電池/CR123A | CR123Aのみ |
| 電池寿命 | 500日以上 | 1年以上 |
| 角度センサー | 1秒に3回 | 1秒に1回 |
| 遠隔操作 | Hub3が必要 | Hub3/WiFiモジュール2 |
| 価格 | 公式セール時5,478円 | ― |
サイズと重さはほぼ同じ
本体の大きさと重さは、5 Proとほとんど変わりません。ドアに付けたときの見た目や出っ張り具合は、6 Proでも同じと考えてよいでしょう。
SESAME 5 Proの内容物がこちらです。本体の形は6 Proも同じデザインを受け継いでいます。

電池寿命は6 Proが長め
電池の持ちは、公式の案内では5 Proが「1年以上」、6 Proが「500日以上」です。新しい部品で消費電力を抑えたことで、6 Proは交換の間隔が少し長くなっています。
とはいえ、5 Proでも電池交換は年に1回程度です。充電池に対応したことと合わせて、電池まわりの手間を少しでも減らしたい方には、うれしい改良と言えます。
取り付け方法は共通
取り付けは、どちらも付属の両面テープでサムターン(ドアの内側にある鍵のつまみ)にかぶせる方式です。ドアに穴を開ける工事は不要なので、賃貸住宅でも取り付けられます。

ツマミの調節や土台アダプターでの高さ合わせなど、実際の手順は写真付きで別の記事にまとめています。6 Proを取り付けるときの参考にもなります。
5 Proから買い替えなかった理由
筆者は5 Proを使っていて、6 Proの登場をきっかけに買い替えを検討しました。結論としては、今回は見送っています。
理由をひと言でいえば、変更点が思ったほど大きくなかったからです。「買い替えたら毎日の何が良くなるのか」を考えると、本体代に見合うだけの差は見つかりませんでした。判断のポイントを3つに分けて紹介します。
毎日の操作方法は変わらない
スマホアプリやApple Watchでの施錠・解錠、オートロックといった普段使う機能は、6 Proでも同じように使えます。モーターも耐久性も同等なので、玄関で鍵を開け閉めする体験そのものは大きく変わりません。
今の5 Proで困っていることがなければ、新しくしても便利さの実感は小さいと判断しました。
電池交換は年1回程度
充電池への対応は魅力的な進化です。ただ、5 Proの電池交換はもともと年に1回ほどで済みます。
年1回の電池代を節約するために本体ごと買い替えると、元を取るまでに何年もかかります。電池の手間だけが理由なら、今の5 Proを使い続けるほうが合理的です。
本体代がまるごとかかる
買い替えには、6 Proの本体代がそのまま必要です。WiFiモジュール2を使っている場合は、Hub3の費用も加わります。
さらに、今の5 Proを外して新しい両面テープで貼り直し、アプリで登録し直す手間も発生します。費用と手間の両方を考えると、5 Proが元気に動いているうちは急ぐ必要はありません。
SESAME 6 Proを選ぶべき人
筆者は買い替えを見送りましたが、6 Proが良くない製品というわけではありません。むしろ、これから買う方にとっては進化した分だけお得な選択肢です。
大切なのは、今の状況に合わせて判断することです。ここでは、6 Proを選んだほうがよい人の特徴を3つのパターンに分けて紹介します。当てはまるものがあれば、6 Proを検討してみてください。
これから初めて買う人
スマートロックを初めて買う方は、迷わず6 Proを選びましょう。5 Proは販売終了のため、新品を探すより現行モデルの6 Proを買うほうが確実です。
中古や在庫品の5 Proは、保証やサポートの面で不安が残ります。これから何年も使うことを考えれば、6 Proを選ぶほうが安心です。
電池代を抑えたい人
電池を買いに行く手間を減らしたい方にも、6 Proは向いています。充電式電池を使えば、切れても充電して繰り返し使えます。充電には別売の専用充電器が必要です。
玄関のほかに勝手口などへ複数台付ける予定がある方は、電池代の差がさらに大きくなります。台数が多いほど、充電池対応のメリットを感じやすいでしょう。
5 Proが故障した人
5 Proが壊れた、または動きが不安定になった場合は、6 Proへの乗り換えどきです。5 Proと同じ形なので、取り付け方法をそのまま活かせます。
乗り換えの際は、両面テープは新しいものを使いましょう。一度剥がしたテープは粘着力が弱まり、本体が落ちる原因になります。WiFiモジュール2を使っている方は、Hub3の準備も忘れずに行ってください。
SESAME 6 Proのよくある質問
最後に、SESAME 6 Proと5 Proについてよくある疑問をまとめました。販売終了した5 Proのこれからや、6 Proのバリエーションモデルについても触れています。
購入や買い替えを決める前に、気になる項目をチェックしておきましょう。
Q1. 販売終了した5 Proは今後も使えますか?
使えます。終了したのは販売であり、手元の5 Proは2026年9月時点でアプリからこれまでどおり操作できます。壊れたときに同じ5 Proの新品は買えないため、そのときは6 Proへの乗り換えを考えましょう。
Q2. 5 Proで充電池は使えますか?
公式では、5 Proの対応電池はCR123Aのみとされています。3.7Vの充電式電池に対応しているのは6 Proからです。電圧が違うため、5 Proに充電池を入れるのはやめておきましょう。
Q3. 他社製の充電池は使えますか?
6 Proの仕様は「3.7Vの充電式電池」となっており、同じ16340型であれば入る可能性はあります。ただし、メーカーは純正の充電式リチウム電池と専用充電器の組み合わせをすすめています。公式サイトでは、純正の充電器で他社製の電池を充電したり、市販の充電器で充電したりすると、発熱や破損などのおそれがあり、保証の対象外になると案内されています。また、同じ16340型でもメーカーによって長さが違い、本体に入らないこともあります。玄関で毎日使う物なので、純正品を選ぶのが安心です。
Q4. 6 Proを外出先から操作するには何が必要ですか?
自宅のWi-Fiにつなぐ中継機「Hub3」が必要です。旧型のWiFiモジュール2は6 Proに対応していません。5 Proで使っていたWiFiモジュール2は、6 Proには流用できない点に注意してください。
Q5. 賃貸でも取り付けできますか?
6 Proも5 Proも、両面テープで貼るだけなのでドアに穴を開けずに取り付けられます。ただし、共用部分の扱いは物件によって決まりが異なります。心配な場合は、事前に管理会社へ確認しておくと安心です。
Q6. SESAME 6 Pro miniとの違いは何ですか?
6 Pro miniは、本体の幅を35.5mmまで細くした小型モデルです。2026年7月に発売されました。ドア枠との間が狭く、通常の6 Proが入らない玄関向けです。取り付けスペースに余裕があれば、通常の6 Proで問題ありません。
Q7. 引き戸にも取り付けられますか?
引き戸には、専用モデルの「SESAME 6 Pro 引き戸」があります。2026年7月に発売されました。通常の6 Proは開き戸のサムターン向けです。玄関が引き戸の場合は、専用モデルを選びましょう。
まとめ|6 Proと5 Proの選び方
SESAME 6 Proは、5 Proの良さをそのまま受け継ぎながら、電池まわりを中心に改良されたモデルです。大きな変化ではないからこそ、今の状況に合わせて選ぶことが大切です。
- 違いは充電池・センサー・中継機の3つ
- サイズ・耐久性・取り付け方法は同じ
- 遠隔操作にはHub3が必要
- 5 Proが元気なら買い替えは不要
- 新しく買うなら6 Proが確実
5 Proを使っている方は、壊れるまで使い続けて問題ありません。一方で、これからスマートロックを始める方には、充電池にも対応した6 Proがおすすめです。
毎朝の「鍵閉めたっけ?」がなくなるだけで、暮らしはぐっと快適になります。工事不要で今日から取り付けられるので、気になった方はぜひ価格をチェックしてみてください。



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