今回は、私がコバ磨き作業を効率化するために購入したルーター先端工具についてお話します。
これまでは、自作の先端工具を使用していましたが、厚みが2mmまでの革しか磨けず、厚い革のコバはスリッカーを使って処理していました。
![自作コバ磨き用ルーター先端工具](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1060-268x300.jpg)
先端工具の購入
さらなる作業効率化を図るために、今回はnijigamitool製のコバ磨き用ルーター先端工具を購入しました。
この先端工具は、溝幅が2mm、3mm、4mmの3種類が一体になっており、扱いやすそうなデザインに惹かれました。
![nijigamitool製コバ磨き用ルーター先端工具](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1059-300x296.jpg)
コレットチャックの紛失
自作の先端工具は、シャンク径が2.35mmだったのですが、nijigamitool製のモノは3mmでした。
![先端工具比較](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1061-292x300.jpg)
私が使用しているプロクソンMM100のルーターには、元々、シャンク径3mm用のコレットチャックが付属しているはずでしたが、紛失してしまい…
![プロクソンMM100](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1063-225x300.jpg)
作業を続けるために、新しいコレットチャックを手に入れる必要がありました。
別途でコレットチャックを購入して、やっとルーターに取り付けることができました。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/356baae4.060a4a5c.356baae5.ce16b50a/?me_id=1366709&item_id=10106440&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fdaiyu8%2Fcabinet%2Fimages103%2F4952989288923_1.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
![コレットチャック交換](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1066-1-277x300.jpg)
![nijigamitool製コバ磨き用ルーター先端工具装着](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1067-283x300.jpg)
先端工具の使用感
nijigamitool製のルーター先端工具は精密に作られており、芯ブレもなく安定した使用ができました。また、自作の先端工具よりも径が小さいため、扱いやすさが格段に向上しました。
これにより、きれいな仕上がりのコバ処理が可能になりました。厚みのある革でも先端工具を使えるため、スリッカーを使う必要がなくなり、作業効率が大幅に向上しました。
![コバ磨きbefore・after](https://www.arataya.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1088-260x300.jpg)
まとめ
今回、コレットチャック紛失というトラブルがありましたが、コバ磨き用ルーター先端工具の購入は結果的に成功だったと思います。精密な作りと使いやすさに加え、今後の作業効率化にも大いに期待できるものでした。また、自作の先端工具では限られた厚さの革しか処理できなかった問題も解決しました。
革製品製作の効率化を図りたい方には、ぜひこの先端工具の利用をおすすめします。作業効率の向上が、より品質の高い革製品作りにつなげることができるでしょう。
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