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恵方巻きの方角の決め方は西暦の下一桁!【2027年は北北西】

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2027年(令和9年)の恵方は北北西やや北寄り 恵方4パターンの図 コラム
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節分が近づくと気になるのが「今年の恵方はどっち?」という疑問です。恵方は毎年変わるので、そのたびに検索している方も多いのではないでしょうか。

こんな疑問はありませんか?
  • 今年の恵方をすぐ知りたい
  • 恵方の決め方が気になる
  • なぜ4方向だけなのか不思議
  • 来年以降の恵方も知りたい

恵方って、毎年調べないとわからないものなの?

実は西暦の下一桁だけで、何年先の恵方でもわかるんだよ!

この記事では、2027年(令和9年)の恵方と、西暦の下一桁でわかる恵方の決め方を図解で紹介します。恵方が4方向しかない理由や、恵方巻きの正しい食べ方もあわせて押さえておきましょう。

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2027年の恵方と節分の日

2027年(令和9年)の恵方は「北北西やや北寄り」です。角度でいうと345°で、真北から西へ15°だけ傾いた方角にあたります。

節分は2027年2月3日(水)なので、この日の夜は北北西やや北寄りを向いて恵方巻きを食べましょう。ここでは、恵方の意味と2027年の節分の日にち、方角の正確な角度を順に見ていきます。

恵方とは歳徳神がいる方角

「恵方」とは、その年の福をつかさどる神様、歳徳神(としとくじん)がいる方角のことです。恵方に向かって物事を行うと、何事も縁起が良いとされています。

節分に恵方を向いて恵方巻きを食べるのも、この考え方から生まれた風習です。商売繁盛や無病息災を願い、家族そろって同じ方角を向く家庭も少なくありません。

2027年の節分は2月3日水曜日

2027年の節分は2月3日(水)です。節分は「立春の前日」と決まっているので、立春の日付によっては2月2日や2月4日になる年もあります。

恵方が切り替わるのも、この立春の日から。2027年の恵方は、2027年2月4日の立春から次の節分までの1年間続きます。

北北西やや北寄りは345°の方角

「北北西やや北寄り」は、北を0°として時計回りに数えたときの345°にあたります。ふだん使う「北北西」は337.5°なので、そこから少しだけ北に寄った方角です。

スマホのコンパスで「345°」に合わせれば、正確な恵方を向けます。細かい調べ方は、後半の「恵方巻きの正しい食べ方」で紹介しています。

恵方の決め方は西暦の下一桁

「恵方は誰が決めているの?」と思うかもしれませんが、毎年だれかが話し合って決めているわけではありません。古代中国から伝わる暦の「十干(じっかん)」によって、自動的に決まるしくみです。

十干は10年でひと回りするため、西暦の下一桁がわかれば、その年の十干と恵方もすぐにわかります。ここでは十干と恵方の関係、下一桁での調べ方、歴代から2036年までの恵方一覧を順番に紹介します。

2027年の恵方は北北西 恵方4パターンと十干の関係図
【2027年の恵方は北北西 恵方は4パターンだけ】

十干と恵方の関係

十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類からなる、暦の数え方です。年・月・日のほか、方角を表すのにも使われてきました。

その年の十干によって、恵方は次の4つのどれかに決まります。

  • 甲(きのえ)・己(つちのと)の年:東北東やや東寄り(75°)
  • 乙(きのと)・庚(かのえ)の年:西南西やや西寄り(255°)
  • 丙(ひのえ)・辛(かのと)・戊(つちのえ)・癸(みずのと)の年:南南東やや南寄り(165°)
  • 丁(ひのと)・壬(みずのえ)の年:北北西やや北寄り(345°)

西暦の下一桁で十干を知る方法

十干は10種類、西暦は10進法なので、西暦の下一桁と十干はいつも同じ組み合わせになります。下の表さえ覚えておけば、十干を知らなくても恵方はひと目でわかるはずです。

西暦下一桁十干恵方角度
0庚(かのえ)西南西やや西寄り255°
1辛(かのと)南南東やや南寄り165°
2壬(みずのえ)北北西やや北寄り345°
3癸(みずのと)南南東やや南寄り165°
4甲(きのえ)東北東やや東寄り75°
5乙(きのと)西南西やや西寄り255°
6丙(ひのえ)南南東やや南寄り165°
7丁(ひのと)北北西やや北寄り345°← 2027年
8戊(つちのえ)南南東やや南寄り165°
9己(つちのと)東北東やや東寄り75°
西暦の下一桁から恵方を判定する早見表

たとえば2027年は下一桁が「7」なので、十干は「丁(ひのと)」です。丁の年の恵方は北北西やや北寄りと決まっているため、2027年の恵方は北北西になります。

歴代と2036年までの恵方一覧

下一桁のルールを使って、2020年から2036年までの恵方をまとめました。過去の恵方の確認や、来年以降の節分の準備に役立ててください。

西暦和暦十干恵方
2020年令和2年庚西南西やや西寄り
2021年令和3年辛南南東やや南寄り
2022年令和4年壬北北西やや北寄り
2023年令和5年癸南南東やや南寄り
2024年令和6年甲東北東やや東寄り
2025年令和7年乙西南西やや西寄り
2026年令和8年丙南南東やや南寄り
2027年令和9年丁北北西やや北寄り
2028年令和10年戊南南東やや南寄り
2029年令和11年己東北東やや東寄り
2030年令和12年庚西南西やや西寄り
2031年令和13年辛南南東やや南寄り
2032年令和14年壬北北西やや北寄り
2033年令和15年癸南南東やや南寄り
2034年令和16年甲東北東やや東寄り
2035年令和17年乙西南西やや西寄り
2036年令和18年丙南南東やや南寄り
2020年〜2036年の恵方一覧(太字が2027年)

一覧を見ると、南南東が10年のうち4回も出てくることがわかります。その理由は、次の章で紹介する「戊(つちのえ)」の特別なルールにあります。

恵方が4方向しかない理由

十干は10種類あるのに、恵方は4方向しかありません。不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

その答えは、古代中国の「陰陽五行(いんようごぎょう)」という考え方にあります。ここでは、恵方になれる十干の条件と、十干をペアにする「干合(かんごう)」のしくみ、方角を持たない十干について順に説明します。

恵方になれるのは陽の十干だけ

十干には陽(兄=え)と陰(弟=と)の2種類があり、交互に並んでいるのが特徴です。名前の最後が「え」で終わる甲(きのえ)・丙(ひのえ)・戊(つちのえ)・庚(かのえ)・壬(みずのえ)の5つが、陽の十干です。

歳徳神がいる方角、つまり恵方になれるのは、この陽の十干の方角だけ。陰の十干の年は、ペアになる陽の十干の方角が恵方になります。

十干をペアにする干合のしくみ

「干合」とは、十干を2つずつ組み合わせたペアのことです。ペアは次の5組で、どの組にも陽の十干が1つずつ入っています。

  • 甲と己:甲の方角(東北東やや東寄り)
  • 乙と庚:庚の方角(西南西やや西寄り)
  • 丙と辛:丙の方角(南南東やや南寄り)
  • 丁と壬:壬の方角(北北西やや北寄り)
  • 戊と癸:戊には方角がないため丙の方角

2027年の「丁」は壬とペアなので、壬の方角である北北西やや北寄りが恵方です。

戊と己が方角を持たない理由

陰陽五行では、十干を木・火・土・金・水の5つの要素に分けます。そのうち戊と己は「土」にあたり、土は東西南北ではなく「中央」に置かれています。

中央には方角がないため、戊と己は24方位にも入っていません。そこで戊の年と癸の年は、代わりに丙の方角を恵方とする決まりになりました。

これが、南南東だけが10年に4回も出てくる理由です。恵方が東北東・西南西・南南東・北北西の4方向に限られるのも、陽の十干のうち戊を除いた4つしか方角を持たないからなのです。

恵方が少しずれている理由

恵方は「北北西」ではなく、「北北西やや北寄り」のように少しずれた言い方をします。中途半端に感じますが、これにもきちんとした理由があります。

ふだん使う方角は「16方位」なのに対して、恵方は昔ながらの「24方位」で決められているからです。ここでは、2つの方位の違いと、恵方に24方位が使われる理由を見ていきましょう。

16方位の区切り方

16方位は、360°を16等分して、22.5°ずつ区切った方角です。「東西南北」「北西」「北北西」など、天気予報や地図でおなじみの方角は、この16方位のものです。

たとえば「北北西」は337.5°を指します。16方位には345°ちょうどを表す名前がないため、恵方は「北北西やや北寄り」と言い表されます。

24方位の区切り方

24方位は、360°を24等分して、15°ずつ区切った方角です。十二支の12方位に、戊・己を除いた十干の8方位と、乾(いぬい)・坤(ひつじさる)・艮(うしとら)・巽(たつみ)の4方位を加えてできています。

恵方を表す甲・丙・庚・壬は、すべてこの24方位の中の方角です。2027年の恵方「北北西やや北寄り」は、24方位でいうと「壬(345°)」にあたります。

16方位と24方位の違い

恵方に24方位が使われる理由

中国や日本では古くから、吉凶を占う陰陽道や風水で24方位が使われてきました。歳徳神の方角も24方位で決められていたので、16方位で言い表すと「やや〇〇寄り」というずれが生まれます。

昔は細かい角度を測るのが難しく、「北北西」のような大まかな言い方が広まりました。今はスマホで角度まで測れるので、345°をめざして向くのがおすすめです。

恵方巻きの正しい食べ方

恵方がわかったら、次は恵方巻きの食べ方です。恵方巻きには、縁起を担ぐためのいくつかの作法が伝わっています。

決まりは地域や家庭によって少しずつ違いますが、よく知られているのは「恵方を向く」「1本丸ごと」「黙って食べる」の3つです。恵方の調べ方もあわせて紹介するので、節分の当日にあわてないよう確認しておきましょう。

恵方を向いて1本丸ごと食べる

恵方巻きは、包丁で切らずに1本丸ごと食べるのが基本です。「縁を切らない」という意味が込められているため、切り分けずに食べましょう。

小さな子どもや高齢の方は、のどに詰まらせないよう細巻きやハーフサイズを選ぶと安心です。無理のない範囲で楽しむのがいちばん大切でしょう。

食べ終わるまで黙って食べる

恵方巻きは、食べ終わるまでしゃべらずに食べるのが作法とされています。口を開くと福が逃げてしまう、という言い伝えがあるためです。

食べながら、心の中で願いごとを思い浮かべてみてください。途中で話しかけられても、食べ終わるまではぐっとがまん。家族で一斉に食べると、静かな時間も楽しい思い出になります。

恵方の調べ方はスマホのコンパス

恵方を正確に向くには、スマホのコンパスアプリが便利です。iPhoneなら最初から入っている「コンパス」アプリで、角度まで表示できます。

2027年は、画面の数字が「345°」になる向きが恵方です。Androidの場合は、角度が表示される無料のコンパスアプリを入れておきましょう。

恵方の角度を測るコンパス

恵方巻きの由来といつから

恵方巻きは昔から全国で食べられていたように思えますが、全国に広まったのは意外と最近のことです。

始まりは大阪の風習といわれ、海苔の業界やコンビニの販売をきっかけに少しずつ広がっていきました。ここでは、恵方巻きの起源とされる説と、関西で定着した流れ、全国に広まったきっかけを順番に紹介します。

起源は大阪の商人の風習という説

実は、恵方巻きの起源ははっきりわかっていません。よく知られているのは、江戸時代の終わりから明治時代にかけて、大阪の商人が商売繁盛を願って節分に太巻きを食べたという説です。

ほかにも、大阪の花街の遊びから始まったという説など、いくつかの言い伝えがあります。ただし、どれも確かな記録は残っておらず、今も諸説ある状態です。

関西で定着させた海苔とお寿司の業界

昭和に入ると、大阪の寿司屋の組合が「節分に巻き寿司を丸かぶりしよう」と呼びかけるチラシを配ったといわれています。

1970年代には大阪の海苔の業界が節分の巻き寿司を盛んにPRし、関西を中心に定着していきました。このころはまだ「丸かぶり」などと呼ばれ、「恵方巻」という名前は一般的ではありませんでした。

全国に広まったきっかけはコンビニ

「恵方巻」の名前が広まったきっかけは、1989年に広島のセブン-イレブンが売り出したことだとされています。

その後、1998年に全国のセブン-イレブンで販売が始まり、ほかのコンビニやスーパーも続きました。関東で節分の定番になったのは2000年代に入ってからで、今では全国の行事として定着しています。

恵方に関するよくある質問

ここでは、恵方や恵方巻きについてよくある疑問をまとめました。

食べる時間や方角のずれなど、節分の当日に気になりやすいポイントを中心に答えています。恵方を誰が決めているのかや、来年以降の恵方についてもふれているので、気になる質問から読んでみてください。

Q1 恵方巻きは何時に食べればよいですか?

決まった時間はありません。節分の日の夕食として、夜に食べる家庭が多いようです。節分の日のうちに食べれば問題ないでしょう。

Q2 方角が少しずれても大丈夫ですか?

気にしすぎなくて大丈夫です。恵方巻きはあくまで縁起物なので、だいたい北北西を向いていれば十分でしょう。せっかくなら、コンパスで345°に合わせると気分も高まります。

Q3 コンパスの北と地図の北は違いますか?

はい、少しだけ違いがあります。方位磁石が指す北(磁北)は、地図の北(真北)より西に5〜10°ほどずれています。iPhoneの場合、「設定」→「コンパス」で「真北を使用」をオンにすれば、地図と同じ北が基準になるので安心です。

Q4 恵方は誰が決めているのですか?

決めている人はいません。恵方はその年の十干によって自動的に決まるので、ルールに当てはめれば誰でも調べられます。西暦の下一桁を見るのがいちばん簡単な方法です。

Q5 恵方は節分以外にも使えますか?

使えます。恵方は立春から1年間続くため、その年の恵方にある神社やお寺へお参りする「恵方参り」という風習もあります。旅行や外出の行き先を決めるときに、恵方を参考にしてみるのも楽しいでしょう。

Q6 2028年の恵方はどの方角ですか?

2028年は下一桁が「8」で、十干は「戊(つちのえ)」です。戊の年は丙の方角を使うため、恵方は南南東やや南寄り(165°)になります。

恵方の決め方のまとめ

恵方は、その年の十干によって決まる歳徳神の方角です。西暦の下一桁さえわかれば、何年先の恵方でもすぐに調べられます。

この記事の振り返り
  • 2027年の恵方は北北西やや北寄り(345°)
  • 2027年の節分は2月3日(水)
  • 恵方は西暦の下一桁で判定
  • 恵方は東北東・西南西・南南東・北北西の4方向
  • 南南東は10年に4回の頻出方角
  • 恵方巻きは恵方を向いて黙って1本

2027年の節分は、スマホのコンパスを345°に合わせて恵方巻きを食べてみてください。

今年の恵方を家族や友人に教えてあげれば、節分の話題もきっと盛り上がります。下の関連記事もあわせて読んで、季節の行事をもっと楽しみましょう。

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