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エンジン警告灯が消えない!70系ノアを自分でバッテリー交換【手順と注意点】

エンジン警告灯が消えない!70系ノアを自分でバッテリー交換【手順と注意点】 DIY
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前回、バッテリー上がりをポータブル電源と充電器で復旧した記事を投稿しました。

復旧後は、念のため2時間ほど車を走らせてさらに充電を行いましたが、エンジン警告灯が消えない状態になってしまいました。。。

エンジン警告灯が消えない状態
エンジン警告灯が消えない状態

調べてみると、バッテリーの劣化が原因で警告灯が点灯することもあるとのこと。
ちょうど交換のタイミングでもあったため、今回は自分で70系ノアのバッテリー交換にチャレンジしてみることにしました!

バッテリー交換に必要なもの

新しいバッテリー

バッテリーを購入する際は、車に合った型番や端子の向きをしっかり確認しましょう。アイドリングストップ機能や充電制御システムがある車には、対応したバッテリーが必要です。信頼できるメーカーのものを選ぶと安心ですし、購入店で古いバッテリーの回収サービスがあるかどうかも事前に確認しておくとスムーズです。

今回購入したGSユアサの「EC-90D23L」は、短距離・短時間の運転が多い車でも効率的に充電できる優れた充電性能を持ち、エンジンルーム内の高温にも強い耐熱構造が特長です。また、使用頻度の少ないサンデードライバーの車でもバッテリーの劣化を抑える設計となっています。

スパナやレンチなどの工具

バッテリーの交換作業では、プラス・マイナス端子のターミナルのナットを外す必要があるため、スパナやレンチを使用します。

車のバッテリー交換工具:レンチ

作業用手袋・保護ゴーグル

万が一、バッテリー液の漏れや飛び散り端子に触れた際の感電の危険性があるため、手や目を守る目的で作業用手袋(絶縁)や保護ゴーグルの着用が推奨されています。

メモリーバックアップ機器

バッテリーを取り外した際に、時計やオーディオ、カーナビ、コンピュータなどの設定を保持するために代わりに電力を供給する機器です。最近の車は電装品が多く、再設定に手間がかかるケースもあるため、バッテリー交換時にはメモリーバックアップを行うことをおすすめします。

私の場合、メモリーバックアップをせずにバッテリーを交換してしまったため、あとで時計やオーディオなどの再設定をするのが意外と手間でした。

その他

絶縁テープ、ワイヤーブラシやサンドペーパー、油性ペン、ウエスなど

【交換手順】古いバッテリーの取り外し

70系ノアバッテリー交換

エンジンを停止

バッテリー交換を始める前には、必ずエンジンを停止し、キーがある車の場合はキーを抜きます。

メモリーバックアップ

バックアップ機器にはいくつか種類があり、接続方法も異なります。バッテリーの端子に直接つなぐタイプや、車の診断用コネクター(OBDIIコネクター)に差し込むタイプなどがあります。車や機器に合った方法で接続します。

バッテリーを取り外す

バッテリーを外すときは、先にマイナス側のバッテリーターミナルから外し(①)、次にプラス側を外します(②)

これは、感電やショートを防ぐためです。先にマイナス端子を外しておけば、工具がうっかり車体(金属部分)に触れても電流が流れにくくなり、安全に作業できます。また、外したバッテリーターミナルにテープなどで絶縁しておくとより安全に作業ができます。

バッテリーを取り出す

最後に、バッテリーを固定している金具(バッテリーステー)を外して(③)、バッテリーを取り出します。

車のバッテリー交換:バッテリーの取り外し
バッテリーを取り出す ①マイナス側を外す ②プラス側を外す ③バッテリーステーを外す

【補足】バッテリーターミナルを交換

マイナス側のバッテリーターミナルを見てみると、サビと汚れがかなりひどい…!
軽いサビや汚れならワイヤーブラシやサンドペーパーで落とせますが、今回は状態が悪かったので、新しいバッテリーをつける前にターミナルごと交換することにしました。

バッテリーターミナルの交換
バッテリーターミナルも交換

【交換手順】新しいバッテリーの取り付け

新しいバッテリーを向きを確認して、バッテリートレイに置きます。

バッテリーステーを締めて固定

バッテリーがしっかり固定されていないと、作業中に動いてしまい、部品を落としたりショートする危険があります。そのため、先にバッテリーステーでバッテリーを固定(④)します。
バッテリーステーを取り付けるときは、強く締めすぎないように注意しましょう。力を入れすぎると、バッテリー本体が破損するおそれがあります。

新しいバッテリーの取り付け

バッテリーを取り付ける時は、プラス側のバッテリーターミナルから接続し(⑤)、次にマイナス側を接続します(⑥)

70系ノア バッテリー交換完了

メモリーバックアップ機器を外す

バッテリーの端子がしっかり接続されていることを確認したら、最後にメモリーバックアップ用の機器を取り外します。

バッテリー交換後

使用開始日を記入

問題なくバッテリー交換ができていれば、いつ交換したか分かるように、使用開始日と走行距離を油性ペンでバッテリー本体に記入しておきます。

交換したバッテリーの使用開始の日付・走行距離を記入

エンジン警告灯はどうなった?

バッテリーを交換したあと、ずっと消えなかったエンジン警告灯も点かなくなり、車の状態が正常に戻りました。
どうやらバッテリーの劣化が原因だったようで、新しいバッテリーに替えたことで問題が解決しました!

エンジン警告灯も点かなくなった

古いバッテリーの処分

今回は新しいバッテリーをネットで購入しましたが、その購入したお店には使用済みバッテリーの回収サービスがありませんでした。そこで今回は、購入先に関係なくバッテリーを回収してくれる別の業者に依頼しました。

バッテリー交換の注意点

バッテリー交換の際に気をつけるポイントを以下にまとめてみました。

端子の取り外し・取り付けの順序

車のバッテリー交換:端子の取り外し方、取り付け方手順

バッテリーを取り外すときは「マイナス(−)→ プラス(+)」、取り付けるときは「プラス(+)→ マイナス(−)」の順を必ず守りましょう。
この順番を守ることで、ショートや火花の発生を防ぎ、安全に作業ができます。

バッテリーステーの固定

新しいバッテリーを設置したら、まずバッテリーステーでしっかり固定します。ただし、力を入れて締めすぎると、バッテリー本体が破損したり、樹脂製のケースがひび割れるおそれがあります。
ガタつかない程度に、適度な力で固定しましょう。

工具や部品の落下に注意

ナットなどの部品や工具をエンジンルームに落としてしまうと、取り出しにくく手間がかかるうえ、思わぬ故障やトラブルの原因になることもあります。
作業中は工具をしっかり持ち、部品は落とさないように注意して、置き場所にも気をつけましょう。

メモリーバックアップ機器の使用

カーナビや時計、パワーウィンドウの設定などを保持するために、メモリーバックアップ機器を使用すると安心です。
作業中はバックアップを接続したままにし、バッテリーの端子をすべて接続し終えてから外すようにします。
 

まとめ:意外と簡単!でも安全第一で

バッテリー交換というと、なんだか難しそうなイメージがありますが、実際にやってみると意外とシンプルな作業でした。とはいえ、感電やショートの危険もあるので、手順をしっかり守って、安全第一でゆっくり慎重に進めることが大切です。

今回はメモリーバックアップを使わなかったことで、交換後に時計やオーディオの設定をやり直す羽目に…。ちょっとしたことですが、事前に準備しておくと手間が省けます

自分で交換作業をしてみたことで、車のしくみへの理解も深まり、今後のトラブルにも落ち着いて対応できそうな気がします。
これからバッテリー交換に挑戦してみようという方も、焦らず・無理せず・安全第一で!
この記事が少しでも参考になればうれしいです。

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