空き巣や侵入被害の多くは「窓」から始まると言われています。
中でも、住宅の中で最も破りやすく、侵入しやすいのがガラス窓です。
ガラスを割って鍵を開ける「ガラス破り」は手口として非常に多く、防犯対策をしていない窓は狙われやすくなります。
でも、防犯センサーを設置するのは大掛かりで面倒…
そんな人におすすめなのが、ELPAの「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)。
この記事では、取付方法や実際に使った感想、メリット・デメリットもあわせて詳しく解説します。
ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)とは?
ELPA「窓ピタッ アラーム」の特長
ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)は、ガラスの衝撃と開放を同時に検知できるダブル検知タイプの防犯アラームです。
窓ガラスが衝撃を受けたり、破壊・開放されたりするとセンサーが反応し、約90dBの大音量アラームで侵入者を威嚇します。
雨風や軽い振動では作動しにくいよう設計されているため、誤作動が少ないのもポイントです。

ELPA「窓ピタッ アラーム」の仕様
| 検知方式 | 衝撃+開放検知式(ダブル検知タイプ) |
| 電 源 | リチウム電池 CR2032×1 |
| 電池寿命 | 約1年(1日1回、約3秒間のテスト鳴動をした場合) |
| 音 量 | 約90dB(50cm) |
| 本体サイズ | (幅)約33 ×(高さ)約93 ×(厚さ)約8mm |
| マグネットサイズ | (幅)約11 ×(高さ)約32 ×(厚さ)約8mm |
| 重 量 | 約26g(電池除く) |
| 使用温度範囲 | 0℃~40℃(屋内専用) |
ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)の取付方法
設置はとても簡単、工具も配線も一切不要です。
本体に両面テープを貼り付ける
本体の裏面に両面テープを貼り付けます。
※ 両面テープには上下があるので注意

両面テープは上下が分かりにくいので、ライトなどで透かして印刷されたイラストを確認してから貼り付けてください。(本体に無地の面を貼り付けてください)
電池を入れる
本体のスライドスイッチが[解除](切)になっていることを確認します。
本体下部の電池ケースを引き出し、リチウム電池CR2032の向き(+-)を確認して正しくセットします。セットできたら、電池ケースを元に戻します。

設置面の清掃
まず、窓ガラスのホコリや油分をキレイに拭き取ります。これを怠ると、両面テープがはがれやすくなります。
本体の貼り付け
本体を窓ガラスに貼り付けます。

※ 取り付け環境が合っているか不安がある場合は、あらかじめ仮止めして位置を確認してから本固定することをおすすめします
マグネットの貼り付け
本体とマグネットには、それぞれ三角のマークが付いています。

マーク同士(▶と◀)が向かい合う位置に合わせてから、マグネットを貼り付けます。

動作確認
正しく設置できたら、最後に動作確認を行います。
スライドスイッチを[警戒中](入)に切り替え、窓を開けたり、コインなどの金属でガラスを軽く叩いたりして、アラームが鳴るか確認します。

ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)を実際に使ってみた感想
ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)は、両面テープで貼り付けるだけで設置できるため、賃貸住宅でも安心して使える手軽さが魅力です。ガラスへの衝撃と開放の両方を検知でき、試しに窓を開けてみると、すぐにと大きな警報音(約90dB)が鳴り、が鳴り響いて、これなら侵入者も驚くと思います。防犯イラスト付きの両面テープも地味に良くて、「防犯してますよ」というアピールにもなります。
普段の生活では、車の通行や風などの軽い振動では反応しなかったので、誤作動が少ないのも安心でした。動作は手に入りやすいCR2032リチウム電池1個で行え、電池交換も本体下部のケースを引き出すだけで簡単です。
一方で、いくつかの気になった点もありました。まず、凹凸のある装飾ガラスなどの場合は、両面テープがしっかり密着せず、貼り付けられないことがあります。また、引き違い窓の場合は、本体を取り付けていない側のガラスが破られると、衝撃を検知できない点にも注意が必要です。
さらに、本体に貼る両面テープには上下の向きがあり分かりにくいため、貼るときに間違える可能性があります。最初から本体に貼ってあってほしいと感じる点もありました。

まとめ:手軽に始められる防犯対策
ELPA「窓ピタッ アラーム」(ASA-W13)は、窓からの侵入対策を手軽に始めたい方にぴったりの防犯アイテムです。配線や工具は不要で両面テープだけで設置できるので、賃貸住宅でも安心して使えます。約90dBの大音量アラームと防犯イラストで、侵入者への威嚇・抑止効果も期待できます。
貼るだけで防犯効果を高められる便利なセンサーとして、自宅や家族の安全を守る第一歩に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「防犯対策を始めたいけど、大げさな装置はちょっと…」という方にもおすすめです。



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