今回は「スマホを紛失してしまった」「身に覚えのないログイン通知が届いた」など、不正アクセスの可能性があるときに役立つ 楽天証券口座をロックする方法(一時的な利用停止方法) を解説します。
自動受付のサービス(原則24時間)なので、万が一のときはすぐに対応しましょう!
「口座ロック」(一時的な利用停止)とは?
楽天証券の「一時的な利用停止」機能は、スマートフォンの紛失や不正アクセスの疑いがあるときなどに、口座の利用を一時的に制限できるセキュリティ機能です。2024年7月以降は、オペレーターとの通話やチャットを介さずに、原則24時間365日、自分で設定や解除を行えるようになりました。
※ 口座ロックを設定すると、口座へのログインや取引、出金が制限されます
口座ロック設定・解除の電話番号
自動音声による電話受付
楽天証券の公式サイトのホーム画面上部にある「お客様サポート」→ ページ中ほどの「不正アクセス対策」の +マークをクリックして展開した場所に電話番号が記載されています。


対応時間
- 原則24時間365日対応
注意点
電話番号は必ず楽天証券の公式サイトで確認してください。メールのリンクやSNS経由で楽天証券にアクセスするのは避けてください。誤った番号にかけると、詐欺被害にあう恐れがあります。
「口座ロック」の設定に必要な情報
自動音声電話受付では、本人確認のために以下の情報が必要です。事前に用意しておきましょう。
- [部店コード](3桁)と[お客様コード](6桁)※
- ログインID(下4桁)
- 生年月日
※ログインすると、トップページの名前の下に「部店コード」と「お客様コード」が表示されています

必要な情報を準備したら、あとは電話をかけて音声ガイダンスに沿って進めるだけです。
口座をロックする前に知っておくべき注意点
ログインできなくなる
当然のことながら、口座にロックをかけると、自分自身でもログインできなくなります。
そのため、ロック解除したいときに必要な「部店コード」「お客様コード」「ログインID」を忘れてしまうと、手続きがスムーズにできません。ロックする前に控えておきましょう。
積立設定の引落しに関する注意
- ロックをかけると積立注文はエラーになります。
- ただし、引落方法によっては、ロック後も引き落としが実行されてしまうことがあります。
(引き落とされた代金は返金等の対応が行われます)
「口座ロック解除」の設定に必要な情報
口座のロックを解除する際は、ロック設定時に必要だった3つの情報に加えて、「電話番号」も必要になります。
- [部店コード](3桁)と[お客様コード](6桁)
- ログインID(下4桁)
- 生年月日
- ご登録の電話番号
まとめ
スマートフォンの紛失や身に覚えのないログイン通知など、不正アクセスの疑いがある場合は、慌てずに「口座ロック」(一時的な利用停止)機能を活用しましょう。
この機能は、オペレーターと話すことなく、24時間365日、自動音声により手続きが可能なため、緊急時でもスムーズに口座をロックできます。
ただし、一度ロックをかけると自分でもログインができなくなるため、事前に必要な情報をメモしておくことが大切です。また、積立設定などにも影響が及ぶ可能性がある点にもご注意ください。
万が一のときでも、落ち着いて行動し、資産をしっかり守りましょう。
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