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【アウトドアのガス缶】CB缶とOD缶の違いを解説!どっちを選べばいい?

【アウトドアのガス缶】CB缶とOD缶の違いを解説!どっちを選べばいい? アウトドア
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キャンプや登山といったアウトドアでは、料理やお湯を沸かすのにガスバーナーやカセットコンロが欠かせません。そして、それらの器具を使用するために必要となる「ガス缶」(ガスカートリッジ)も、非常に重要なアイテムです。
ところで、ガス缶の種類で「CB缶」「OD缶」という言葉をよく耳にしますが、どのように違うのでしょうか?

この記事では、「CB缶」と「OD缶」の違いを解説していきます!

CB缶(カセットボンベ)とは?

「CB缶」とは、Cassette Gas Bombe の略で、家庭用のカセットコンロでよく使われている細長いガス缶のことです。「見たことある!」という人がほとんどでしょう。

CB缶の外観

CB缶は、細長い円筒形の容器で、見た目はヘアスプレーや殺虫剤などのスプレー缶に似た形状をしています。缶の上部には金属製のノズルがあり、ここからガスが噴出され、カセットコンロやガスバーナーに接続して使用します。

CB缶
CB缶

CB缶の特徴

CB缶は、家庭用コンロと共通規格で作られているため、さまざまな機器に使用できる汎用性の高さが特徴です。スーパーやコンビニなどでも手軽に購入でき、入手しやすい点も大きな魅力です。また、価格も非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れています

CB缶のメリット

  • 入手しやすい
    スーパーやコンビニで手軽に購入できます。
  • コストが安く経済的
    OD缶と比べるとリーズナブルで、ランニングコストが抑えられており、優れたコストパフォーマンスを発揮します。
  • 汎用性が高い
    家庭ではカセットコンロの燃料として使用でき、アウトドアでも活躍するガス缶です。また、発電機の燃料としても利用されることがあります。

CB缶のデメリット

  • 寒さに弱い
    通常、気温が10℃以下になるとガスが気化しにくくなり、5℃を下回ると火力が落ちることがあります。
  • 火力や安定性はOD缶にやや劣る
    屋内使用を想定しているものが多く、OD缶に比べてガスの圧力や温度の変化に敏感で、火力が落ちることがあります。
  • アウトドア感に欠ける
    デザインや見た目にこだわりがある人には、少し物足りなく感じるかもしれません。アウトドア感が弱めです。

OD缶(アウトドア缶)とは?

「OD缶」とは、OutDoor用ガス缶の略で、キャンプや登山などアウトドア向けに特化したガス缶です。

OD缶の外観

OD缶は、上部が丸みを帯びたドーム型の形状をしているのが特徴です。小型で手のひらに収まるコンパクトなものから、長時間の使用に適した大型タイプまで、さらには寒冷地向けなど、さまざまな用途に対応した豊富なバリエーションが用意されています。

OD缶
OD缶

OD缶の特徴

OD缶は、主にアウトドア用に設計されたガス缶で、過酷な環境下でも安定して使用できるのが大きな特徴です。特に寒冷地対応モデルには、液化イソブタン・液化ブタン・液化プロパンのうち2種以上を混合させたガスが使用されており、低温でも火力が落ちにくいメリットがあります。また、コンパクトなデザインで、登山やキャンプなど携帯性を重視するシーンに最適です。ただし、CB缶に比べると価格が高く、入手するにはホームセンターやアウトドアショップに足を運ぶ必要があります。

OD缶のメリット

  • 寒冷地でも火力が安定
    寒冷地モデルでは、混合ガスが充填されており、低温でも安定して使用できます。
  • 携帯性に優れている
    コンパクトなデザインで携帯性に優れ、鍋などのクッカーの中に収納して持ち運ぶこともできます。
  • 耐久性・安全性が高い
    厚みのある缶で作られていて、過酷な環境でも安心して使えます。
  • 種類が豊富
    サイズや容量、スタンダードモデルや寒冷地向けモデルなど、豊富なバリエーションが用意されている。
  • アウトドア感がある
    デザイン性が高く、タフなアウトドアギア感があります。

OD缶のデメリット

  • 価格が高め
    CB缶に比べて割高です。
  • 入手しにくい場合がある
    専門店やアウトドアショップでの購入が基本になります。ホームセンターでも手に入ることはありますが、取り扱い種類は限られていることが多いです。
  • 汎用性が低い
    主にアウトドア用途を目的として設計されているため、CB缶に比べると汎用性が劣ります。
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ガス缶とバーナーの「接続口」に注意

CB缶とOD缶は接続口の形状が全く異なるため、取り付け方法も異なります。そのため、ガスバーナーとガス缶は必ずセットで考える必要があります。

CB缶専用ガスバーナー
CB缶と専用ガスバーナー
OD缶と専用ガスバーナー
OD缶と専用ガスバーナー

CB缶とOD缶を互換性を持たせて使いたい場合は、変換アダプターを使用することができます。アダプターを使うことで、CB缶用のガスバーナーにOD缶を接続したり、逆にOD缶用のガスバーナーにCB缶を接続したりできます。
アダプターを使うと、ガス圧の管理や火力が変わる可能性があるため、使用する際には注意が必要です。

まとめ:どっちも「正解」!大事なのは使い方

CB缶とOD缶、どちらにもメリットとデメリットがあります。CB缶は、家庭用のカセットコンロや身近なスーパーでも手に入る手軽さが魅力で、コストパフォーマンスにも優れています。しかし、寒さに弱く、火力が安定しにくいことがあります。一方、OD缶はアウトドア向けに特化しており、過酷な環境下でも安定した火力を発揮しますが、価格が高めで入手しにくいことがあります。

CB缶(カセットボンベ)OD缶(アウトドア缶)
メリット・入手しやすい
・コスパが良い
・汎用性が高い
・火力が安定
・携帯性に優れている
耐久性・安全性が高い
・種類が豊富
・アウトドア感がある
デメリット・低温に弱い
・火力・安定性に劣る
・アウトドア感に欠ける
・価格が高め
・入手しづらい
・汎用性が低い
向いている人コスパ重視、家でも使いたい人登山・冬キャン・アウトドアギアが好きな人

最終的には、どちらのガス缶を選ぶかは、使用シーンに合わせて決めることが大切です。家での使用や軽いアウトドアにはCB缶を、寒冷地や本格的なアウトドアにはOD缶を選ぶなど、自分のニーズに合わせた選択が重要です。
 
『まずはCB缶で気軽にキャンプを始めて、慣れてきたらOD缶にチャレンジしてみる…』
そんなステップアップもおすすめです!
どちらのガス缶も、それぞれの特徴を理解したうえで使いこなせば、アウトドアでの楽しみが一層広がることでしょう。
 

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