ネット通販のダンボールや宅配袋、そのまま捨てていませんか?実は、それだけで猫が夢中になるトンネルが10分ほどで作れてしまいます。材料費はほぼゼロ、接着剤も不要なので、猫への安心感も◎です。
市販の猫トンネルは便利ですが、意外と場所を取ったり、使わなくなったときに処分に困ったりすることもありますよね。その点、宅配袋で作るトンネルは、傷んだら作り直せますし、処分も気軽にできるのが魅力です。捨てるはずだった梱包材が、愛猫のお気に入りアイテムに変わるのは、なんだかちょっと嬉しくなります。
この記事では、実際に我が家の猫たちに試した様子も交えながら、作り方をわかりやすくご紹介します。ぜひ次に宅配便が届いたときに、試してみてください。
猫がトンネルを好む理由
そもそも、なぜ猫はトンネルや狭い場所が好きなのでしょうか?
猫は本来、野生では狭い穴や岩の隙間に身を隠して獲物を狙ったり、外敵から身を守ったりしていた動物です。その本能が今も残っているため、狭くて暗い空間に入ると「安心できる」と感じるようです。市販の猫トンネルが人気なのも、こうした猫の習性をうまく活かしているからなんです。
また、トンネルは「隠れながら外の様子をうかがえる」という点でも猫にとって理想的な環境です。特に多頭飼いの家では、それぞれの猫が自分だけの隠れ場所として使えるので、ストレス軽減にも役立つといわれています。
今回ご紹介するDIY猫トンネルは、そんな猫の本能をくすぐりながら、材料費をほぼゼロに抑えられるのが最大の魅力です。
猫トンネルの作り方
猫トンネルDIYに必要な材料2点
用意する材料は下記の2点のみです。
・宅配袋 ※ 猫が通れるゆとりのある大きさのもの
・ダンボール箱

宅配袋を筒状にする
宅配袋の底面を破れないよう慎重に剥がして広げ、筒状にします。

ダンボールで芯を作る(猫が通りやすくなるポイント)
猫トンネルの出入口になる部分に芯材を入れて立体的にします。
芯材にはダンボールを使い、幅約2cmの帯状に細長くカットします。長さは宅配袋の口の周囲の長さに合わせて調整してください。

カットする際、ダンボールの中芯(ナミナミの部分)が横から見えるようにしてください。

芯を取り付ける
次に、先ほど作ったダンボール芯を宅配袋の端に取り付けます。


ダンボール芯を宅配袋の端から折り返して巻き込みます。(図参照)
この取り付け作業を宅配袋の両端の2箇所で行います。
猫トンネル完成
最後に、形を整えたら猫トンネルの完成です!

上手に作るためのコツと注意点
実際に作ってみて気づいた、いくつかのポイントをご紹介します。
宅配袋のサイズ選びが重要
猫のサイズに合わせた袋を選ぶのが最初のポイントです。目安として、袋の口を開いたときに猫の体形より一回り大きいくらいがちょうどいいです。小さすぎると猫が怖がって入ろうとしないことがあります。
ダンボール芯はしっかり固定する
芯がグラついていると、猫が出入りするときに崩れてしまい、入りづらくなり使わなくなることがあります。芯を巻き込む際は、袋が多少破れても気にせず、しっかり巻き込むことで安定感が増します。
最初は猫がなかなか入らなくても焦らない
猫は新しいものへの警戒心が強い動物です。完成直後は入口の前でクンクンするだけで終わることもあります。無理に押し込もうとせず、入口付近においしいおやつを置いたり、おもちゃで誘導したりしてあげると、自然に興味を持ってくれるようになります。
複数個つなげてトンネル迷路にするのもおすすめ
慣れてきたら、同じ方法で作ったトンネルを2〜3本つなげてみましょう。まっすぐ並べるだけでもいいですし、3本をS字型やL字型に曲げてつなげたりするだけで、猫が角を曲がりながら走り抜ける本格的なコースになります。多頭飼いのお家では猫同士が追いかけっこをして遊ぶ様子も見られますよ。
実際に猫が遊んだ様子と反応
今回、この自作猫トンネルを我が家の3匹の猫たちに試してみました。最初に近づいてきたのは、いつも真っ先に新しいものに突進していく好奇心旺盛な子。においを確かめるやいなや、あっさりトンネルに入っていきました。それを遠巻きに眺めていたマイペースな子も、しばらくすると自分のペースでそっと入り込み、そのままくつろぎ始める始末です。一方、臆病な子だけはしばらく距離を置いていましたが、他の2匹が楽しそうに出入りするのを見ているうちに興味が勝ったようで、翌日にはしっかり使っていました。ダンボールの芯でしっかりと立体感を出したおかげで、出入りがスムーズで遊びやすかったようです。

猫トンネルに関するよくある質問
Q. 宅配袋の素材は何でもいいですか?
A. クラフト紙(茶色い紙)製の宅配袋が最もおすすめです。適度なコシがあって形を保ちやすく、猫が噛んでも比較的安全な素材です。また、印刷インクが大量に使われているものより、シンプルなクラフト紙の方が猫への安全面でも安心です。
Q. どのくらい長持ちしますか?
A. 紙素材なので、猫の使い方によりますが2〜3週間が目安です。猫がガリガリと引っかいたり噛んだりして傷んできたら、迷わず新しいものに交換しましょう。ネット通販で届いた宅配袋やダンボールをそのまま捨てずにストックしておけば、傷んできたときにすぐ作り直せます。消耗品として気軽に取り替えられるのも、このDIYならではの魅力です。
Q. 猫が全く興味を示しません。どうすればいいですか?
A. まずはトンネルを猫がよくいる場所の近くに置いてみましょう。猫は自分のにおいがついた場所を好む傾向があるので、お気に入りのブランケットや使い古したタオルをトンネルの中に敷いてあげるのも効果的です。また、マタタビが好きな猫なら、少量をトンネルの中に置くと興味を持ってくれることがあります。
最後に
市販品を買わなくても、家にある材料だけで猫が喜ぶアイテムが作れるのは、DIYならではの楽しさですよね。接着剤などを使わずに作れるので、猫への安心感があるのも嬉しいポイントです。
まずは手元にある材料で、気軽に試してみてください。作ってみたら、ぜひ猫の反応を楽しんでみてください!

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